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Daily Mail紅網

作業中にプレス機に両手を挟まれ、手首から先を断裂した男性に、医師が「ものを掴むことができるように」と、左右それぞれの手首に2本ずつ指を再建するという手術を行いました。

事故が起こったのは昨年12月11日のこと。この日夜勤で工場に入っていた王謹(仮名 - 18歳)が操作していたプレス機械が突然故障し、両手を機械に挟まれた王謹は手首から先を潰されて病院に担ぎ込まれました。

ところが搬送先の病院は、先日「切断された手を足のすねにいったん移植した後、再接合」という難しい手術を行って有名になった湖南省の湖雅病院。

顕微外科主任の唐挙玉医師は、ひどく損傷を受けていた王謹の手を診ると、残っていた組織を使って比較的損傷の軽かった左小指と右尺骨に、右手の親指を右橈骨に接合して右手を再建させ、左手は残った3本の指から中指を取り除いた人差し指と薬指を使って、こちらも「カニ手」として再建させたということです。

夜9時から行われた手術は、明朝9時までの9時間を要しましたが、2週間後となるクリスマスには王謹は左右の指をわずかに曲げられるまでに回復したといいます。

唐挙玉医師は、これまでのやり方で処理していたら両手指を失うことになったのに比べて、患者は衣服を着たり、タオルをしぼったり、箸をとったり、字を書くことさえ不可能ではなく、生活全般を自分で行うことが出来るようになるだろうと述べています。


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