http://www.scienceplus2ch.com/archives/4906142.html引用

vocabulary 

読者に、バイリンガルの人はどれくらいいるだろう。
日本人は英語が苦手、と言われて久しいが、
第二言語を勉強することは脳にとって良い影響をもたらすようだ。

二種類以上の言語を使用する人たちは、
一種類しか言語をしない人たちよりも
情報の処理能力が優れていると最近の研究で発覚したのである。

研究者であるViorica Marianは、
これはバイリンガルの脳は絶えず使用すべき言語と
無視すべき言語を選び分けているからであるとしている。


Marianは、彼女がco-activationと呼ぶこのコンセプトを1999年に発表している。
彼女の新しい研究によると、機能的磁気共鳴映像によってその事実が確認されたとのことだ。
被験者は単語認識タスクを行った。
タスクを行う被験者の血液の流れを観察すると、
Marianはモノリンガルは正しい単語を選択するためにより苦労していることがわかったという。


彼女の報告によると、バイリンガルの人の脳はより効率的になっており、
それは絶えず無関係な単語をフィルタリングしているため、
抑制制御により長けているからであるとのことである。


「母語以外に他の言語を使用することは、脳の活性化に役立ちます」とMarianはいう。


この発見は、バイリンガルの人がアルツハイマーや
認知症になりにくい傾向にあることについて説明するのに役立つ可能性がある。
その他の研究によると、バイリンガルの子供は教室でのノイズを意識から消すことについて、
モノリンガルの子供よりも長けていることがわかった。

引用元:VOA